こんにちは、@t_yamarimo です。
姉川ダムをしたから見ようと移動している時、道を間違えて細い道に入ってしまい、Uターン出来るかなとか考えているとダムっぽいものに行き着きました。こちらがどうやら曲谷(まがたに)ダムらしいです。意図せず寄れてラッキーって感じですかね。
この曲谷ダムが姉川ダムが出来るまで活躍していたダムのようで、現在も発電ダムとして仕事をしてます。遠目で分かりにくいのですが、おそらくゲートがあったであろう痕跡がありますので、姉川ダム建設に伴い、ゲートは撤去されて発電のみ行うダムになったのではないでしょうか。
その辺り以前訪問した日吉ダムの上流にあります、世木ダムも似たような境遇だったので重ねて見てしまいます。廃ダムになるよりはこうして今も人々の生活の役に立ってくれた方が良いのかなとも。
天端はこれ以上入れないので、ここからの撮影だけになりますが、人が一人通れるギリギリと言った幅でしょうか、高さも16m程なので、こんなものなのかなぁとも。
出っ張っている所が取水塔ですかね。発電ダムなので、あれば役割の全てと言えば全てになります。
貯水湖を見て見ますと、ダムとは思えない貯水湖です。堆砂(山の砂などがダムの貯水湖に溜まること)が進んで貯水湖が貯水湖で無くなっている状態にも見えます。ただ、発電目的なので、取水塔から水さえ吸えればこの辺りはもう放置されているのかも知れませんね。砂を取り除くのもお金がかかりますし。
何とも棚からぼたもちといった感じで予定外のダムを見ることになりましたが、今までもこれからも頑張ってくれている小さなダムでした。
つづきます。