こんにちは、@t_yamarimo です。
安室ダム、菅生ダムで本日のダムは終わる予定だったのですが、帰り道に前から行きたかった千刈ダムがありましたのでこの機会に行ってみることにしました。
ここはダムカードの配布は無いのですが、大正8年のダムになりまして現在も神戸市の上水道に使われているという何とも歴史のあるダムなので一度見ておきたかったダムです。国の登録有形文化財にもなっているとかなんとか。
そんな訳で、雨が降ったり止んだりと言う感じで向かうのですが、駐車場っぽい所に車を停めて近畿自然歩道を歩きます。駐車場の真横に大きな門があり、そこは鍵がかけられていたので、ダム見られないのかなぁと思いましたが、案外脇道から普通に行けるようです。
道中は草木が生い茂っており、こんな道歩かないとダムにいけないのかぁと思わないでもないです。とりあえずトイレはあるようなので、この先に向かう人はここで用を足せって事ですかね。
季節によるのかもしれませんが道はこのような感じで、このまま進んで良いのか非常に不安になる道です。
ただ、脇には川がありますので、おそらくこのまま真っ直ぐ進めば、ダムはあるのかなぁと思わなくもないです。
体感で10分、15分くらいですかね、歩いているとダムの放流っぽい、ゴーーーーーー―って音がし始めたので割と足取りは軽くなりました。到着すると、さっそく登録有形文化財とか、近代化産業遺産とか立派な看板があります。
その目の前には目的の千刈ダムがありました。天気が悪かったので、写真は暗めですが、この放流と水しぶき、かなりテンションが上がります。クレストには17門のスライドゲートがあるらしく、そこから一斉に放流されて白い帯になっていて綺麗なもんです。
登山会とかあるので、この辺りは登山で有名なのかもしれませんね。
千刈貯水池の説明看板もありました。昭和6年に改修が入って高くなったみたいですね。古いダムというのもなんですが、今の治水ダムのような形とはまた違う、オールドルックな感じがたまりませんので、今後の再開発でもこの形は守ってほしいなぁと。
ダムの足元まで行くことはできます。天端も行けたのかもしれませんが、さすがに疲れたので探し回るのは断念しました。ダムの放流をここまで近くで見たことが無いので、それだけで感動ものです。
それほど人は来ないと思いますが、人ひとりがやっとって幅ですね。
千刈ダムは見られたらもうけもんくらいで行きましたが、放流も見る事ができましたので非常に満足度の高いダムでした。
ただ、道中の道は非常に歩きにくいし細いので、動きやすい恰好で行った方がよさそうです。
おわり