とくまりンゴの日記

86に乗ったり写真撮影しているブログです。ダムや野鳥も好きです。

【写真】スナップショット(2018/9/15)黒鳥ダム

こんにちは、@t_yamarimo です。

千屋ダム、田原ダムと予定外の寄り道をしながら走っているもんですから、辺りはヘッドライトを点けないと駄目な暗さになってしまいました。ダムを見つけると一目見ておきたいと思うこの悲しさ。そして辺りが暗くなっていく中、またしてもダムを見つけてしまい、これがまた寄っちゃうんですよね。

※前回t-yamarimo.hatenablog.com

見つけてしまったのは、黒鳥ダムと言う名前のダムらしいです。辺りが結構暗くて焦って撮っているので写真がブレブレなのはご容赦ください。

ダムについての説明。
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ここまで来て一つ察したのですが、私は高梁川本流を南下しているつもりだったのですが、このダムを見る限りどうやら千屋ダム以降は高梁川の本流からは逸れているのではないか説です。

まさにこの記事を書いててどうなってるんだって思って調べたのですが、ざっくりですが、こんな状況なんですかね。※ネットで少し調べただけの仮説なので信用しないでください。正しい情報が分かる方教えてクレメンス…

まず下の図は私が千屋ダムから田原ダムを経由して、黒鳥ダムまで走ったであろうルートです。これに対し、青の矢印で追記してみたのですが、おそらく川の流れはこうなっていて、実は高梁川と思って走っていたのは本郷川を上流に上り、田原ダムから成羽川下流に下っていたのではないかと考えてます。

今回見逃してしまっている河本ダムのwikiを読むと、西川と本郷川の合流地点に河本ダムが作られ、その1km先に本流との合流地点があると言うことから本郷川は北に向かって流れていたということなのかなぁと。すごーく自信が無いのですが、どうやら意気揚々と高梁川を下っていると思っていた所実は支流を走っていたと思われます。これもうわからんね。
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まぁおそらくそんな感じなんだろって思いながらとりあえず記事は続くわけですが、この黒鳥ダムは逆調整池としての役割があるようです。

逆調整池と調整池の違いってなんやねんって感じですが、逆調整池は水力発電所からの放流量いったん調整池に貯め、下流河川の水位変動を安定化させるために調節する場所みたいな所です。そうなると、ただの調整池は上流で調整池に水を貯めて下流に流すと言うことになります。結局どっちもやってることは同じです。

そんな逆調整池ですが、池というよりは成羽川を塞ぐ形になってます。こちらが一応貯水湖側にあたるのですが、すごい量のゴミというか流木。7月豪雨の跡になるんですかね。
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しかしこの薄さ。貯水が目的では無いとは言え、これ大丈夫なのかって不安になる厚みです。奥にローラーゲートっぽいもんがありそうな感じです。
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黒鳥発電所と看板がありますのでおそらく、逆調整池とは言え発電目的のダムになるのかなと。ダムよりも発電所が大きいという何とも言えないこの感じ。
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下流側からは見られそうになかったので、時間も時間なので、そそくさと帰路につくわけですが、黒鳥ダムのすぐ下流にとんでもないものがありました。この赤いやつ、橋の残骸なのか鉄塔だったのか見る影もないので判断できませんがなんでこんな大きなものが川に横たわっているんだと。これどう考えても7月豪雨の残骸ですよね。道中はかなりの高頻度で片側交互通行だったので、土砂崩れは凄かったんだなと思いつつでしたが、これを見ると「うっわ」って素で声がでてしまいました。なんと言葉にしてよいか分かりませんがこの瞬間に一番豪雨を肌に感じた瞬間でした。
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そんなこんなしつつでしたが、目的地に着くことができました。しかしこのルートを初めて走ったということもありますが、ダムと豪雨の跡、これは本当に非日常を思わせるものがあるなと思う所です。月並みですが、一日でも早い復興を祈らざるを得ません。

おわり