とくまりンゴの日記

86に乗ったり写真撮影しているブログです。ダムや野鳥も好きです。

【撮影機材】ありがとうGR DIGITAL IV。手放した理由を書きます。

こんにちは、@t_yamarimo です。

今回は最近特に話題にはしていなかったGR DIGITAL IVについてです。

なんだかんだこのブログのアクセスのほとんどはこのGRD関係の検索流入な訳なので、2020年になっても皆さんこのカメラについて、興味があるんだなぁと。まぁGR
IIIが発売もされたので、GRってカメラ自体に興味が出た層が一定数居るのかもしれませんね。

まぁそんなこのブログのアクセス頭とも言うべきカメラなのですが、先日手放しました。今回はその記事になりますね。気になる人もいるであろう売却額も書いてるので、ちゃんと最後まで読んでね。


※いつぞやの購入記 t-yamarimo.hatenablog.com 

GR DIGITAL IVって?

おさらいにはなるのですが、GRシリーズのデジタル化してから4代目のコンパクトデジタルカメラですね。2011年発売となりますので、今から9年前のコンデジになります。

昨年GR IIIと言うカメラが発売されましたが、これはGR DIGITAL IV→GR(無印)→GR II→GR IIIとなりますので、私の使っている世代から3世代後の製品になります。9年で3世代、これはデジタル化した昨今のカメラ業界のスピードとしては遅いんじゃないかなぁと。まぁそれだけ1世代あたりの製品寿命が長いので、そこそこ高いカメラですが、非常に満足度が高く長く付き合っていけるシリーズなんだと思います。

ちなみにセンサーは1/1.7型で、APS-Cになったのは次のGR(無印)からになります。 

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なんで売却したの?

1.歳月には逆らえない

私が購入したのは2017年。今から3年くらい前になるのでしょうか。その時点で6年落ちと言う、コンデジにしては旬が過ぎたカメラでしたが、それから手放すまでノートラブルで非常に安定したお守りカメラでした。ただ、これは撮影を行う動作の話で外装は相応に劣化し、特にグリップについては、糊が溶け出して手に手張りつくような状態になってきたんですよね。

グリップの交換も視野に入れてリコーの公式を調べたりしたら、もうすでにGR DIGITAL IVは修理可能製品ではなくなってました。まぁ2017年の時点でなくなっていたみたいですけど。

壊れるまで使いたいという思いももちろんあったのですが、次項の理由も踏まえ、いつ動作に支障をきたしてもおかしくない状況も鑑みると、まだ使えるし、市場価値がある間に手放すのが総合的に良いと考えた次第です。 

2.常に携帯するコンデジに対して求めるものが変わった

まず、これは想定外だったのかもしれませんが、GRDの稼働率が家にある機材の中で群を抜いて一番高くなりました。今まで一眼レフこそ持っていたものの、常に携帯できるサイズのカメラがここまで手持ちの機材の稼働率を奪うものなのか、と感じるほどに本当によく使いました。 それだけ常に使っているものなので、撮影する写真はほぼこのカメラになるわけです。

 表題に戻りますと、最近は生活環境の変化もあり、撮影のアウトプットの手段も増えてフォトブックに始まり、紙にプリントする事が多くなってきたんですね。それも自分だけのフォトブックではなく、他の人の撮ったものや、自分のほかの機材も含まれるものです。

そうなってくると、さすがに9年落ちのカメラで撮影したものって、他のものに比べて露骨に見劣りするんですよね。これが味って言えばそれはそれで良いのですが、真面目に撮ってなんか違うなって場面も出てくるんですね。具体的に言えば綺麗に残したい記念写真系は、そもそもGRの用途では無いのですが、やっぱりしんどいなぁと。

作品作りってだけならまだまだ現役ではあるとは思うのですが、何ぶん稼いだお金も自分だけの財布ではないので、ある程度汎用性持たせるとまぁ長い目で見るとこのタイミングが切り替えとしていいのかなと考えた次第です。これ以上そんな頻繁に機材更新もないだろうしね。

2020年に2011年発売のカメラを売却した値段は?

多分この記事を見た方はここしか実際興味無いと思うのですが、査定額は「9000円」でした。

ちなみに下取りでこの値段だったので、普通に売却したらもっと安かったかもしれないですね。さすがに下取りでこの値段はなんだかなぁって感じだったので、交渉して最終的には「10000円」でサインしました。 そんな変わらないけどね。

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ドナドナされていくGRD。

年式の割に綺麗だけど、どうしても古いから値段は付けられないって感じの事は言われました。多分オンライン査定とかだと結構いい値段が出てくると思うのですが、あれ未使用品レベルなんで、現実こんなもんだと思います。むしろ9年落ちでほぼ毎日使ってたカメラが10000円したら個人的には充分だと思ってます。 

ありがとうGR DIGITAlL IV

この手のサイズのちゃんとしたカメラを今まで持っていなかったので、このGRと言うカメラの存在意義と言いますか、なぜ今の時代にも新製品が出続けているのか、とてもよく分かる1台でした。

 高い機材よりシャッターチャンスをものに出来るカメラの優位性を発揮してくれたと思いますし、実際私の受賞したフォトコンテストの作品は全てこのカメラで撮影したものです。

 そう考えると自分の中の撮り方や写真を撮る楽しさを改めて教えてくれた非常に意味のある1台です。今もファンが多く残っているのも納得です。ありがとうGRD。

 ちなみに下取りと書いたので次のカメラがあるわけですが、それはそのうちまた記事にしようと思います。

 

おわり

 

〜<追記>〜

GRIIを購入しました。

t-yamarimo.hatenablog.com