とくまりンゴの日記

86に乗ったり写真撮影しているブログです。ダムや野鳥も好きです。

【写真】スナップショット(2018/7/21)八塔寺川ダム

こんにちは、@t_yamarimo です。

安室ダムを見終わり、いい加減帰路についても良かったのですが、ほぼ真隣りに八塔寺川ダム(はっとうじがわ)がありましたので勢いで行ってしまいました。
※前回 t-yamarimo.hatenablog.com

塔寺川ダムは岡山県のダムになりますので、いよいよ下道でここまで来たかと言う感じでもあります。さすがにもう日帰りは限界ですかね…。

そんな訳で向かったのですが、1時間かからなかったくらいですかね。この手のダムあるあるなんですが、地図上は隣でも道が無いので割と遠回りせざるを得ないって所です。そうならないように本来は事前のルート決めが大切になるのですが。

ダム管理所でカードは土日も配布されてます、滑り込みで頂きました。全く下調べせずに行ったのでどんなダムかと思いましたが、クレストの非常用洪水吐の数がやたらと多い。高さはそれほどない代わりに長さは割とあるダムに見受けられます。

天端もこんな感じで端が見えませんね。これは中々大きなダムに最後出くわしたかもしれんね。


写真が前後しますが、こちらがダム管理所、八塔寺川って何か景観でも有名なのか分かりませんけど、やたらと可愛らしい見た目をした管理所でした。奥の建物も最近閉店したみたいですが、カフェだったようです。おそらくサイクリングとかウィーキングとかそういう人たち向けの場所にするつもりで駐車場とか飲食できる施設を用意したけど存外振るわなかったとかそんなんですかね。何も調べずに言ってますけど。

貯水湖はそれなりの大きさと水位ですかね、バス釣りとかしてる人のブログも出てきますので、その辺の界隈では有名な場所なのかもしれんです。

常用洪水吐を見ると少し面白い形をしてました。ダムからはそのまま放流されてますが、水たたきの部分に三角形の突起物があり、水が三方向に分かれて流れていきます。これは減勢の役割なんでしょうけど。中々綺麗に見えたのでこういう細かい所にもこだわりを感じます。

取水口側は特に特記することは無いのですが、何か差し込めそうなガイドがありますので、試験湛水の時にふさいだりしたのかなぁと。

ダムの看板がある部分もこだわってまして、四季折々のどこかの風景が彫られてました。ちなみに堤体にも備前焼が埋め込まれていたりしましたので、なんとも今までのダムとは毛色が違う感じだなぁと。景観景観ってやたらと拘っている京都のダムならまだしも、岡山のダムが何でこんなにこだわっているんだ(地元への暴言)

一番端まで行くとダムが見えるには見えるのですが、長いので一番端は見えませんね。これ全部の非常用洪水吐から放流してたらかなり綺麗なんだろうなと。

ちなみにダムの横の公園らしき所には謎の石碑がありました。唐突なミステリースポット感を主張しないでくれ。

適当なことばかり書きましたが、この八塔寺川ダムは非常に見た目もよく、こだわりを感じる印象深いダムでした。近隣住民や河川に配慮されているダムはもちろんですが、見た目にも地域性を出しているダムはあまり無かったので好印象です。ここから大阪まで戻る事さえ考えなければ非常に良いダムでした。


おわり