とくまりンゴの日記

86に乗ったり写真撮影しているブログです。ダムや野鳥も好きです。

【写真】スナップショット(2018/9/23)猿谷ダムその1

こんにちは、@t_yamarimo です。

今回は久しぶりにダムカード巡り目的のダム訪問になります。場所としては、懸案だった猿谷ダムと旭ダムになります。Google Map上で見ると大阪から非常にアクセスしやすいように見えるのですが、下道で行くことを考えると、大阪と奈良の市街を抜けて山道を延々と走るので、少し遠方のダムまで延々走るより体力が要るんですよね。それでも以前行った、天王ダム石井ダムに比べればはるかに楽ではあるのですが。

そんな訳で到着した所からですが、駐車場がちゃんと用意されてます。この猿谷ダムは熊野川にあるダムで新宮川水系の中で確か唯一利水を目的としているダムです。(未だに新宮川水系と言うべきか、熊野川水系と言うべきなのか悩むのですが)

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今年の台風20号で発電専用ダムである池原ダムが何故かすごい勢いで洪水調節してたりしてましたが、この猿谷ダムも無関係ではなく、下流で池原ダムの川(北山川)と合流して、新宮川として海に出ます。

少し話がそれるのですが、この新宮川水系について、台風20号のときに少し調べたのですが、どうやら川の流れが急なのでダムは多いのですが、ほぼ発電ダムなので洪水調節機能を持ったダムは1基もなかったんですよね。

wikiから引用しますが、これだけのダムがあるようです。(訪問したダムはリンク点けときます)

熊野川本流

  • 川迫ダム(川迫川)・・・発電目的
  • 九尾ダム(天ノ川)・・・発電目的
  • 猿谷ダム(天ノ川)・・・不特定利水/発電目的
  • 瀬戸ダム(旭川)・・・・発電目的
  • 旭ダム(旭川)・・・・・発電目的
  • 風屋ダム(十津川)・・・発電目的
  • 二津野ダム(十津川)・・発電目的

北山川

発電目的のダムしかないですね 。詳しい方に聞くのが一番ですが、発電目的のダムはもちろん洪水調節機能が無いので、洪水時は流入と流出がほぼ同じになってしまいます。(池原ダムみたいに可能な範囲で調節するダムはありますが)。

なので、結局これだけダムがあっても台風20号の時は厳しい戦いになったのかなと。(川防見ていると、他のダムも放流量が流入量よりは若干少なかったので、各々のダムでも機能に支障がない範囲で頑張ってくれていたのかも、とは思うのですが、結果として熊野川と北山川の合流地点で氾濫してしまいました)

特にその件について、この記事で書こうと思っているわけではないですが、場所としてその辺りのダムだと分かっていただければ幸いです。


駐車場から貯水湖側の猿谷ダムが見えます。割と堤体が見えていますので、貯水率はそれほど高くないのかなと。
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道中ずっと貯水湖沿いを走りながら来ましたので、そこそこ貯水湖は大きめのダムだと思われます。この辺りのダムってだいたい貯水湖の水の色が青というか緑っぽいんですよね。多分地質が関連しているとは思うのですが、中々珍しいのかなと。
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Google Mapを見ていても今ひとつパッとは分からないのですが、結構この辺りの河川は入り組んでいると言うか、一本道ではないので色んな所に分岐して、それぞれの下流で色々してます。猿谷ダムで言えば、これを見る限りおそらく発電自体は黒渕ダムでやってるんじゃないかなぁと。
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猿谷と言うだけあり、貯水湖を眺めるベンチには猿の置物が居ます。かなり年季が入ってますが、彼はどれだけの期間をバナナとともにこの地で過ごしたのでしょうか。
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ダムカードは管理所で頂けます。カード頂いたの久しぶりですね。土日も配布頂けれますので、大変ありがたいです。
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猿谷ダムはダムカード以外にも流木の配布も行ってます。ダムの真横に流木ゾーンがあるのですが、この量。おそらくこの前の台風21号で大量に流れてきたのかな…。
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つづきます。