こんにちは、@t_yamarimo です。
矢作第二ダムを経由して目的地であります、矢作ダムに向かいます。厳密には矢作第一ダムと言った方がいいのかもしれません。
※前回 t-yamarimo.hatenablog.com
このダムは色々と書き出すとネタが出てくるダムなのですが、個人的に注目したいのは、「洪水調節、不特定利水、かんがい、上水道供給、工業用水道供給、水力発電」と言う多くの目的を担っている多目的ダムである事。
それと、堤高100m、基礎標高が200m、堤頂の標高300m、総貯水容量は8千万トンと非常に分かりやすいスペックであることですかね。
特に、発電は3基のダムを使用して揚水発電を行う、世界的にも珍しい二段式揚水発電の下池を担っており、工業用水は下流にあるトヨタ自動車、アイシン精機、豊田自動織機などの世界最大の自動車会社のある工業地帯に工業用水道供給している日本の産業を支えるダムだったりします。
色々と前置きが長くなりましたが、ダムに到着したところからです。なんか、はてなフォトライフにあげると空がえらいことになってますね…。駐車場には車とバイクがやたらと多く停まっており、日吉ダム程じゃないですが、結構有名なんだなぁと。
案内板。
貯水湖の水位は割と低く、取水塔っぽいものが結構見えてます。堆砂も進行しているとの事なので、その辺関係の工事とかもこれからしていくのかなって気もしますが、どうなんでしょう。
結構トラックとかこの辺りに居ましたけど、ダムに関係あるのかな。まぁ単純に放流して水位が低いだけだと思いますけど。
下流側を見るとこんな感じで、まだこの辺は紅葉には早かったのかもしれないですね。関西は落葉している場所だったり、これからシーズンみたいな事言っている場所だったり結構言っていることがまばらなのでよく分からんです。
下を見てみると風がすごいですし、結構怖いですね。100mのアーチダムって滅多にないのでこれはこれで新鮮です。関西だと池原ダムなんかが、このくらいだったような。
水位は低いですが、貯水湖は周りの景観と相まって非常に綺麗です。あぁなんかそれっぽい感じだなぁと。
昭和四十六年のダムです。最近この看板撮ってなかったですね。建設省ってところがまた何とも歴史を感じる所です。
ダムカードは土日も配布されているので、頂く事ができました。駐車場には車やバイクが結構いたのですが、管理所には誰も来ていなかったので、だいたい近所の人がツーリングがてら来てたのかなぁとも。しかしカードを見れば分かるFNAWIPの圧巻の多目的具合。
矢作ダムは行きたくても中々行く機会が無いダムだったので、この機会に行けてよかったかなぁと。やはり歴史のある大型ダムは見ても楽しいですし、歴史を知れば知るほど興味深く気になってしまうのがまた面白いところ。
おわり