とくまりンゴの日記

86に乗ったり写真撮影しているブログです。ダムや野鳥も好きです。

【写真】令和になったけど昭和遺産を見に行った「ジャスコシティ名店街」(2019/03/23)その2

こんにちは、@t_yamarimo です。

引き続き、ジャスコシティ名店街を散策します。
※前回 t-yamarimo.hatenablog.com

ジャスコ飾磨跡地

閉店から13年が経過してますが、時は2006年の閉店のままです。今となってはジャスコはイオンとなり、このシャッターすら皆さんの記憶から消えつつあるこの時代ですが、ここは時が止まったままのようです。シャッターのロゴといい、前に置かれているカートといい、2019年にこの1枚を見るとなんとも言えない気持ち担ってしまいます。
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34年間、この土地、この商店街と共に生きてきた事を覚えている人もこれから減っていく事でしょう。時代の変化といってしまえばそれまでですが、昨今思う所の今を残すという意味でシャッターを切らずにはいられません。
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閉店後はこのあたりの看板は撤去されるものと思っていたのですが、次が見つからないとこのままの形で残っていくんですね。そもそもジャスコが閉店した後、誰もここを買わなかったのか、老朽化などの影響からこの建物はもう使えなかったのか、このあたりの歴史的な背景が残されておらず、ただ、事実としてジャスコの一部だけが今も残ってます。
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この辺も田舎のヤンキーとかがやってきて適当に入れていったんですかね。
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来た当初は警戒とも似た気持ちでしたが、こうして歩いてみると、当時の思い出が思い出のまま残っている場所なんだと少しずつ思うようになってきました。廃墟と言えばそれまでですが、ここには当時の昭和から続く思い出が詰まっているのかもしれません。
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また商店街を歩く

もう少し商店街を歩いてみます。日が当たらない場所は本当に暗く、完全に誰もいない様子でした。

こっちの方は少し荒れた感じかもしれませんね。あまり人も来ないから管理もされていないのかもしれません。
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このあたりは歩くたびに活気のあった当時の写真を見てみたいと思わざるを得ません。ここを離れた人たちは今はどこでお仕事をされているのでしょう。
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時が止まっているという言葉が何度出てくることか。
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時が止まってるとは言いつつも、モノには限りもあるので、建物自体の劣化は避けられない運命だとは思います。
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いつまでこの光景を見ることができるのか、いつまで残っているのか、どうなんでしょうね。
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私にできることは2019年3月のこの瞬間を写真に撮ることだけです。
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まぁだんだんと書くこともなくなってくるのですが…。
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つづきます。

【写真】令和になったけど昭和遺産を見に行った「ジャスコシティ名店街」(2019/03/23)その1

こんにちは、@t_yamarimo です。

なんだかんだとこの記事は10連休最終日に書いてます。10連休とはいえ、過ぎてしまえばあっという間ですね。この連休は用事がそれなりにあり、バタバタとしていたらあっという間に終わってしまった気がします。

ただ、西日本を中心に車でもそこそこ走れたし、写真も撮れたしで良かったかなぁと思います。まぁ基本的に出っぱなしだったので流石に連休中用のブログも事前に用意はできず、なんだかんだと令和一発目の記事になります。

平成も終わり、令和の最初にしては、平成?昭和?遺産のような記事になってしまいますが、先日姫路市にありますジャスコシティ名店街」に行ってきた記事になりますね。このジャスコシティ名店街はそれなりに記事にしている方も多いので西日本のノスタルジックな場所が好きな人はご存知かもしれないですね。

ジャスコシティ名店街って?

早い話が、今は亡きジャスコ飾磨店と商店街が合体した商業施設になります。ただ、ジャスコ飾磨店が無くなった後も商店街は営業しているものの、年々店舗が減っていき、独特の世界観を醸し出している場所になります。営業している店舗さんもあるので、廃墟と言うと失礼なのですが、すごくそれに近い場所になりつつあるように感じてしまう次第です。

とりあえず駐車場

大阪から下道を延々と走り姫路市まで。非常に遠いのですが、なんだかんだと国道2号線を走っていればいいだけなので気力の問題だけですね。日頃ダムに行っている距離に比べたら楽なもんです。この前は岡山から大阪まで下道で帰りましたしね。

駐車場はタイムズになっており、有料駐車場でした。場所も廃墟のような言い方をされているブログも多かったので、僻地なのかと思ったら、割と姫路市の中心街からすごそこの道路に面した場所でした。結構人通りも多かったので、拍子抜けした感じですかね。

駐車場自体も普通に車は停まってますので、使おうと思えば誰でも使えます。
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そんな事を思っていると駐車場の一角にパンチの効いた車が停まってました。ファイナルファイトのボーナスステージで見たような形をした車。これはやばい所に来ちゃったかなぁと思いだした感じです。でもタイムズ普通に営業してるしなぁと思ったり思わなかったり。
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横を見ると段々と雰囲気が出てきます。奥に見える建物が、元ジャスコ飾磨店です。一部解体もされており、あれがジャスコだったと思えている人もそのうちいなくなるのでしょう。そもそも今ですら、あれが何かわからない人が多いような。ネットで調べた情報ですが、ジャスコ飾磨店は2006年に閉店したらしいので、13年前経過しているようです。
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商店街を歩く

まぁ駐車場で割と時間を割いてしまいましたが、肝心の商店街です。行った当時は1店舗だけ営業しており、後はシャッター街でした。そもそも現在なん店舗営業しているのか分かりません。入ってみるとこんな感じで、「ああ、やばい所来ちゃったかなぁ」とさすがに警戒してしまいました。

これで営業中と言われても中々信じられない商店街。
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意外とゴミ等はあまり捨てられていなかったのですが、完全に時が止まった空間がそこにはありました。
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だいたいどこ行っても必ず1度は書かれている3文字。
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中華料理屋さんも昔は繁盛していた事と思いますが、結局値下げもされていたようで、今となってはただの空き家になってます。当時の風景が残っていると見てみたい。
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2006年閉店であれば、多少なりとも写真等残っていてもいいのですが、あまりこれといった物が出てきません。これもネットの情報ですが、昭和46年にできた施設のようなので、平成の遺産というよりは昭和の遺産といったほうがいいのかもしれませんね。遺産と言うと、まだ営業しているので失礼にはなるのですが、この場合、この光景を見てどういった言い方が一番適切なのか…。
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つづきます。