とくまりンゴの日記

86に乗ったり写真撮影しているブログです。ダムや野鳥も好きです。

【写真】令和になったけど昭和遺産を見に行った「ジャスコシティ名店街」(2019/03/23)その3

こんにちは、@t_yamarimo です。

複数回に分けてきたジャスコシティ名店街もこの記事で終わりになります。
※前回 t-yamarimo.hatenablog.com

ジャスコシティ名店街の外観

今更ながら名店街の外観を1枚も撮っていなかったので、外観の撮影になります。この辺りの写真が名店街のブログとかでもよく出てくる構図だと思います。ここだけ見てみると、中身ほど寂れているようには見えないんですけどね。
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タイムズの駐車場になってます。最初の記事でも書きましたが、奥に見えるのがジャスコ跡地です。ここから見ると本当に中途半端に解体された状態だなぁと。
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どうして中途半端な形で残っているのか、ジャスコのシャッターはそのまま残されており、それ以外の商店街から見えない部分はほぼ解体されているのか。いつ解体が始まり、いつ終わる予定なのか、いつから解体作業は中断されているのか、こうしてみると疑問が尽きません。
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裏側に回ってみると更によくわからない。何かしら跡地に立てようとしたけど、反対にあったのか、どうなのか、勘ぐってしまいますね。
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生き残っている部分の外観を見ると、いかにも昭和といいますか、一昔前の作りっぽいなぁと思ってしまいます。建築がどうこうってより単純に見た目の部分ですけど。
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この外壁はジャスコの部分なのか、商店街の店舗の部分なのか、どっちにしても厳重な窓ガラスになってますけど、そんなもんなんですかね。
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ジャスコシティ名店街の横はセブンイレブンが普通に営業してます。この今と昔が普通に共存しているようにも見える名店街は中々珍しいなと、改めて思う次第です。
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何回かに分けて記事にしましたが、やばい所と一見すると見えますが、歩くと、昭和から平成にかけてジャスコと共に歩んできた商店街の思い出が残っている場所に感じられました。この辺りも後何年、この姿が残っているのか分かりませんが、次行ったときは新しい場所になっていても、それはそれで時代の流れとして受け入れないといけないなと感じる所です。

とりあえず、今を撮って残すことができただけですね。良くも悪くも、こんな場所もあったなって感じになれば幸いです。

おわり

【写真】令和になったけど昭和遺産を見に行った「ジャスコシティ名店街」(2019/03/23)その2

こんにちは、@t_yamarimo です。

引き続き、ジャスコシティ名店街を散策します。
※前回 t-yamarimo.hatenablog.com

ジャスコ飾磨跡地

閉店から13年が経過してますが、時は2006年の閉店のままです。今となってはジャスコはイオンとなり、このシャッターすら皆さんの記憶から消えつつあるこの時代ですが、ここは時が止まったままのようです。シャッターのロゴといい、前に置かれているカートといい、2019年にこの1枚を見るとなんとも言えない気持ち担ってしまいます。
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34年間、この土地、この商店街と共に生きてきた事を覚えている人もこれから減っていく事でしょう。時代の変化といってしまえばそれまでですが、昨今思う所の今を残すという意味でシャッターを切らずにはいられません。
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閉店後はこのあたりの看板は撤去されるものと思っていたのですが、次が見つからないとこのままの形で残っていくんですね。そもそもジャスコが閉店した後、誰もここを買わなかったのか、老朽化などの影響からこの建物はもう使えなかったのか、このあたりの歴史的な背景が残されておらず、ただ、事実としてジャスコの一部だけが今も残ってます。
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この辺も田舎のヤンキーとかがやってきて適当に入れていったんですかね。
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来た当初は警戒とも似た気持ちでしたが、こうして歩いてみると、当時の思い出が思い出のまま残っている場所なんだと少しずつ思うようになってきました。廃墟と言えばそれまでですが、ここには当時の昭和から続く思い出が詰まっているのかもしれません。
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また商店街を歩く

もう少し商店街を歩いてみます。日が当たらない場所は本当に暗く、完全に誰もいない様子でした。

こっちの方は少し荒れた感じかもしれませんね。あまり人も来ないから管理もされていないのかもしれません。
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このあたりは歩くたびに活気のあった当時の写真を見てみたいと思わざるを得ません。ここを離れた人たちは今はどこでお仕事をされているのでしょう。
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時が止まっているという言葉が何度出てくることか。
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時が止まってるとは言いつつも、モノには限りもあるので、建物自体の劣化は避けられない運命だとは思います。
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いつまでこの光景を見ることができるのか、いつまで残っているのか、どうなんでしょうね。
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私にできることは2019年3月のこの瞬間を写真に撮ることだけです。
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まぁだんだんと書くこともなくなってくるのですが…。
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つづきます。