こんにちは、@t_yamarimo です。
引き続き、秋原町の散策になります。
2018年にもなれば、覚えている人も減ってきているのかもしれませんが、秋葉原にはその昔"リナカフェ"と呼ばれる喫茶店が存在しました。
カフェソラーレ・リナックスカフェの略で文字通りOSのLinuxが由来で、Linux等のオープンソースの普及が目的としてはあったようなのですが、実運用は普通の喫茶店で、特にTwitter関連やはてな民等の若者達の集まる場になっていたように思います。私自身関東にいた事は"リナカフェなう"なんてよく言っていたものです。
ちなみにビルの改装工事に伴い2011年に閉店してしまいました。もう7年前になるんですか…。
思い出をたどる旅になってしまいましたが、リナカフェの跡地は未だに跡地として秋葉原には存在します。人間というのはいかんせん大なり小なり過去に縛られている生き物のようで、秋葉原に来るとどうしてもあの頃の思い出から立ち寄ってしまいます。
時が止まって7年が経過しました。どうしてもTwitterからリナカフェに行った人なので、SNS色の強い思い出になってますが、完全に思い出補正で語ると、当時に比べてSNSの敷居も下がり本当の意味でのソーシャルな社会になりつつあるのかなぁとも思うのですが、これが望んだものだったのかと言われると昨今のニュースを見ていると悩ましいところです。
今から振り返るとニッチな世界に入り浸っていたのかもしれませんが、それでもあの頃の思い出は楽しく、リナカフェで知り合った人とは今でも交流がありますので、こうして今のリナカフェを見ると悲しくなる気持ちもありますが、何よりもあの頃の自分を今忘れてしまっているような恐怖も同時にあるのかもしません。目の前の元店舗であった建物が自分に問いかけてくる気さえしてきてしまいます。
なんとも取り留めのない事を書いてますが、要は思い出に浸りたくなっただけですね。
つづきます。