とくまりンゴの日記

86に乗ったり写真撮影しているブログです。ダムや野鳥も好きです。

【写真】スナップショット(2018/5/26)安濃ダム+7/5〜大雨のダムの話

こんにちは、@t_yamarimo です。

今回は三重県にあります、安濃ダムに行ってきました。

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安濃ダムから話は逸れるのですが、この記事を書いているのが中国、四国、近畿地方に大雨が降り、ニュースが河川の氾濫や避難指示で溢れているところです。

今回の大雨(書いている時点ではまだ終わっていないのですが)で個人的にはやはり日頃からダムを回っている事もあり、近場のダムが気になって仕方がなかったのですが、特に一庫ダム日吉ダムは近畿圏のダムの中でも非常に頑張っている印象を受けました。(もちろん他のダムも健闘してます)

この2つのダムについては、一庫ダム猪名川日吉ダム桂川を守っているダムで桂川については2013年の台風18号の際もそうですが、日吉ダムが活躍し、被害の軽減に貢献した事が記憶に新しいです。

そう言った意味で今回大雨を日吉ダムがどのように乗り切るのか、気が気では無かったのですが、職員の皆様のおかげで今の所、桂川氾濫のニュースは出ておりません。

水位と流入量、放流量を見ていると、7/5-7/6の夜間から早朝にかけての水位と放流量を非常に細やかな調節で乗り切られておりました。サーチャージ水位に近づく中、多い時で約1200㎥/s前後の流入があっても放流量を約500㎥/s以下に抑えていた、コンジットゲートだけで乗り切っていたと思うと、さすがとしか言えません。

※この辺り具体的な数字があれば、ブログの記事としても価値はあるのですが、iPhoneから書いていると資料を引用するのも手間なので、(小並感)な事だけ書いておきます。ネットで調べてると、まとめが出てますのでそちらを詳しくはご参照ください。

ただ、7/6の夕方ごろ、ついに一生使わないと言われていたクレストゲートを使ってしまいました。台風18号の時でも使わなかった非常用洪水吐を使わざる得なかった状態と思うと、今回の雨がどれだけ凄まじかったのか。
京都新聞引用 http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20180706000236www.kyoto-np.co.jp

やはり台風みたいに一晩で過ぎてくれるものであれば、まだ良いのでしょうが、今回の大雨は連日なので、その辺りで非常にダムの調節にも苦労されている事と思います。ダム管理所の皆様には感謝しかありません。この記事を書いてる時点の予報で、まだ大雨の予報が出てますので、もう一踏ん張り頑張っていただきたいです。

あとSNSを見ていると、ダムを応援する人もいれば、ダムに怒りをぶつけている人もいますが、この辺りはダムへの関心の差だからこんなものなのかなと。ダムカードを作ったきっかけもこの辺り少なからずあったのかなと感じる所でした。

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記事を分けた方が良かった気もしますが、ようやく記事の主題、安濃ダムになります。

安濃ダムは農業用水が目的のダムになります。農業用水だけのダムで堤高73mって個人的にはかなり大きめのダムだと思うのですが、三重あたりだとそんなものなのでしょうか。

ダムには駐車場もありますが、道中が比較的細い道や峠が多かったので天気が悪い時にはあまり行きたくない場所かもしれないです。いつものようにダムを横から。

天端は車が1台通るのがやっとくらいですかね。ダムの高さと幅の規則性って何かあるのでしょうか。

いつものダム名エンブレム。今更ですが、安濃ダム(あのう)です。

5月末なので、田植えとか考えると一番出番のある時期なんですかね。水位は比較的高めです。

いつもの石碑。

天端からの風景はダムらしいと言いますか、農業用だからなのか一面の緑ですね。

農業用水専用ダムにクレストゲートが付いているのも個人的には珍しいかなぁと。


ちなみにダムカードは錫杖湖水荘で頂く事ができます。失敗したのが、安濃ダムにはダムカレーがあったのに、失念しててご飯を食べてしまっていた事ですかね。

特記する事は無かったのですが、地元密着型のダムなのかなぁと。


おわり