こんにちは、@t_yamarimo です。
引き続き、豊稔池ダムになります。
豊稔池ダムは非常にフレンドリーなダムのようで、両端どちらも階段を経由して堤体のアーチ部分に行くことができるようです。(立ち入り禁止とか書かれてないし、みんな行ってるのでいいのかなと)
正面からの豊稔池ダムです。この収まりきらない存在感に何度も言いますが満足度が高いです。
そんな訳で下流から見て左側のアーチ部に行ってみましたが、この煉瓦みたいなコンクリートがかなり傾斜した状態で目の前に広がっていますので、これはこれで立っているだけで不思議な感覚になります。倒れてきそうなのに倒れてこない、洞窟に居るわけでもないのに声が響く。
こちらにあるゲートと言うか水門っぽいこれは何だろうって感じなんですけど、おそらく土砂吐用なのかなぁと。これだけの歴史のあるダムだと堆砂も結構なものと思いますので必要だと思うのですが、これは出来た当時から考慮されていたもんなんでしょうね。そう考えると改めて当時の技術に感心してしまいます。
放流された水は河川に流れていきます。水が綺麗かと言われるとそうでもなかったので、この前の大雨が影響してるのかもしれませんね。
こうしてみると、ぽつんと土砂吐があるのが難とも。すごく適当な事を言えば、ゼルダの伝説のマスターソードとか刺さってそうな場所。各アーチ部に土砂吐がついていると思うのですが、この大きさで賄えるもんなんですかね。
素直に上を見ても傾斜のあるアーチなので、空の前にダムがあります。これは中々に新鮮です。ちなみにアーチの中は涼しいです。
堤体のアップになりますが、このレンガサイズのコンクリートを積んで行ってダムが形成されています。今のダムとは違うこのつくりを同時の人たちは考えて作っていったのだから関心せざるを得ません。
こちら側から見るとそれっぽく見えますね。割と一番それっぽく撮れたアングルな気もします。
つづきます。