とくまりンゴの日記

86に乗ったり写真撮影しているブログです。ダムや野鳥も好きです。

【雑記】 GR IIIが発表されましたね

こんにちは、@t_yamarimo です。

寝耳に水とはこの事だと思いますが、2018/9/25にRICOHから

GR IIIの開発発表

がありました。

news.ricoh-imaging.co.jp

当ブログを構成している写真の大部分が1年そこそこ前に購入した2011年発売のGR DIGITAL IVであることからも決して無関係とは言えず、詳細は後日になるとは思うもののせっかくなので多少は触れておこうと記事にした次第です。言ってしまうと写真を最近撮影していないのでネタが本当に無いって事なんですけども。

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なんかカメラロールにあった適当な写真ですが。

t-yamarimo.hatenablog.com

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とは言え何を語るかって感じではあるのですが。

■GRって?

好きな人が話し出すと長くなりそうですが、その歴史は古く、フィルムカメラ時代まで遡ること1996.10に発売されたGR1から始まりました。そこから今日に至るまで、ストリートスナップを中心とした「最強のスナップシューター」のコンセプトを貫きつつも時代の流れを取り入れながら撮影者と共に進化し続けるコンパクトデジタルカメラです。28mm単焦点であるGRレンズにこだわり続ける硬派なカメラとして知っている人もいるかも知れませんね。

ざっくりですが、GRはフィルムカメラ時代からデジタルカメラ時代に移行した際に「GR DIGITALシリーズ」となり、私の使用しているGR DIGITAL IV以降はセンサーをAPS-Cに変更した「GRシリーズ」になり、今回発表されたのはその三代目になります。

※公式を見ていただくと、そのこだわりが私の文章の比にならないほど伝わることと思います。
www.ricoh-imaging.co.jp

どうでもいいんですけど、トヨタのガズーレーシングも略称がGRなんで、ネットで調べると情報が混在していてややこしんですよね。

■気になるポイント

カタログスペックでは言い表せない部分も含めたトータルがGRの価値であるとは思いますが、昨今のコンパクトデジタルカメラ界隈をみると、やはり皆様気になるポイントは以下の2点が大きいものと思いますので、今回の記事ではその部分にだけ触れたいと思います。スペックなんて調べたら出てくるので、私の使用しているIVとの比較くらいはして多少の所感くらい残しておこうなと。

①撮像部
撮像素子 種類 原色フィルター/CMOS、サイズ:23.5mm×15.6mm
有効画素数 約2424万画素

素人解釈ですが、約2424万画素のAPS-Cセンサーって事ですよね。現行のGR IIが1620万画素のAPS-Cである事を考えると順当な進化とは言え、GRが2000万画素越えちゃったかぁと思わなくもないです。今のご時世こんなもんなのかもしれませんが、一眼レフと変わらないですね。

私のGR DIGITAL IVは7年前のカメラとは言え、1/1.7型センサーで1000万画素ですし尚の事時の流れを感じてしまいます。

ただ、スナップ用だし、このくらいでも十分だなぁと思っていた所この高画素数なんで、どうなんでしょう。スナップ用だから低画素で良いのか、と言われると必ずしもそうではなく一撃決めたい時に決めてくれるって意味ではこのスペックは非常に歓迎すべき事ではあるのですが、ストリートスナップって夜の撮影もあるのでISO上げる事も考えだすとノイジーになりそうな気がしないでもないです。まぁその辺りが味と言えばその通りですし、エンジンも進化してるだろうからこんなもんなのかなと。

あとⅣでは結構SDカードへの書き込みに時間がかかってて撮りたい時に使えない場合ってあるんですけど、データサイズが増えますがどうなんでしょう。

個人的には2424万画素もいるかなーうーんって感じではありますけど古いんですかね。多分実際手にすると嬉しいんだろうけど。

②寸法・重さ
外形寸法 約109.4(幅)×61.9(高)×33.2(厚)mm
重さ 約257g(バッテリー、SDメモリーカード含む)、約227g(本体のみ)

これはね、発表されたカタログスペックで一番目を惹きました。参考に、DIGITAL IVも書きますが、↓

外形・寸法 108.6mm(幅)×59.8mm(高)×32.5mm(厚)
重さ 約219g(付属電池およびSDメモリーカードを含む)、約190g(本体のみ)

これほぼ、同じですからね。若干重さはありますが、このサイズにAPS-Cのセンサーが積まれている。これは最強なんじゃないか、と。GRシリーズはやはりDIGITALシリーズに比べて機能もセンサーも良いものだった為しかたないのですが一回り大きくなっています。しかし今回のGR IIIのサイズ、この手に収まりフィットする私の非常に気に入っているこの絶妙な大きさに近づけてきました。これは非常に嬉しくなると同時に、これ割とまじで良いんじゃないかって一気に高感度うなぎのぼりですこれほんと。この大きさに一眼レフにも負けないレンズとセンサーが積まれている。これはRICOHの本気が伺えます。これはすごい。

※参考資料(GR DIGITAl IV)
GR DIGITAL Ⅳ / デジタルカメラ | RICOH IMAGING

まぁ色々言ってますが、結局のところ、"触る・使う"をしないとカメラの価値なんて分からないんですよね。一眼レフだろうが、コンデジだろうが、そこは一緒だとは思いますけど、"撮る気にさせてくれる"、"手応えを感じさせてくれる"カメラがやっぱりカタログスペックよりも大事なのかなと個人的には思う所です。(この記事を書いといて身も蓋もないですけど)

そういう意味ではさっそく担当者インタビュー記事も出ておりますが、今回のGRは根幹のコンセプトは変えずとも今まで以上にの進化(深化というべきなのか)に期待してしまいます。インタビュー記事を読む限り、機能の建て増しではなく作り直しと言うことなので、それだけでもコンセプトを維持しつつ現代に蘇るGRがどのようなものになるのか期待してしまいます。

dc.watch.impress.co.jp
※引用:デジカメWatch 2018年9月27日 16:21

価格は発表されておりませんが、おそらく10万前後辺りな気がしますけど、どうなんでしょう。

買えるかと言われると、買えない(お金がない)ので当分GR DIGITAL IVには頑張ってもらう事になるとは思うのですが、やはり歴史のある製品で新機種が発表されると縁がなくともワクワクしてしまうのはそういう性分だからって事になるんですかね。これは是非とも現物を触ってみたいと久々に思うカメラです。

おわり